焼き肉 朴の家　テッチャンの脂への想い・・・ : 朴ん家

実はここ時々行ってます。席は4人掛けかそれ以上の席しかありませんが、自分は平日の5時半までには入るので、お客はたいてい自分一人ことが多い（少なくとも混み合う事はない）ので、気を使わなくても大丈夫です。

さて、注文なのですがいつもは、テッチャン（大腸）と、コブチャン（小腸）で、脂が無い方はどちらでしたか？って（何回聞いても忘れるので）聞いてから、テッチャン（大腸）の方が脂が少ない（取ってある）事を確認してテッチャンを頼んでました。

しかし、前回行った時にこの脂のことを聞かずにテッチャンを頼んだら、分厚い脂が全面にびっしり付いたテッチャンが来てしまい、これは自分は試しに一枚だけ食べてみましたが後は全て残してしまいました。
それで、その次に行った時にテッチャンの脂が無い方はありますか？と聞いてみたところ「はい、脂取れます」とのことで、厨房さんにはテッチャン脂落としでと通されてました。
その次に行った時はテッチャン脂落としでと注文したらスムーズでした。

テッチャンの脂は自分達の時代（世代）では普通落としてあるものだという認識ですが、ある時期から脂が甘くて美味しいということになって来て、脂が付いたまま提供するお店もけっこう増えていったと思います。
自身はテッチャンの脂が全くダメという訳でもなく、この間「牛はん」さんに行った時は脂の付いたテッチャンが一番美味しいと思った位です。
でもその前に「牛はん」さんに行った時はテッチャンの脂が全然だめで歳のせいかなと思った位で、次に行った時に注文してダメだったら今後テッチャンの注文はなしだなあと思っていたところ先に述べたように美味しかったという訳です。
テッチャンの脂、その時の仕入れで脂の質が違うのかもしれませんね。

つまるところ。朴の家さんのテッチャンの脂は選択肢あるということです。
脂について確認しないと、脂付が提供されるのだろうなと思われます。
「萬來」さんは、メニューにテッチャンと脂テッチャンがあり差別化されているので、選択ができます。

それで今回は、上ミノとセンマイが美味しいなあと思いました。
ハラミは鉄分の多い感じで、ハートに近い味ですが、「牛はん」さんや「六甲」さんでもそういう時があったと記憶していて、ハラミはもうやめようかなあと思う事もあります。
これもやっぱりその時の仕入れの塩梅なのでしょうね。
長々書きましたが、朴の家さんはリピありの焼肉屋さんでありす。

焼肉、朴ん家（ぼくんうち）さんは今年３月まで、焼肉・味将軍だったお店です。
味将軍は六甲の老舗焼肉店だっただけに、なくなったのは残念ですが、早々に新たな焼肉店が入るということだったので期待をしていました。

朴ん家さんが開店してから何度か前を通りましたが、グループさんが前で待っている様な事が多く土日は（一人焼肉は）ちょっと無理っぽい感じがしたので、平日にチャンスがあればと保留にしていましたが今回やっと訪れることができました。
平日の７時前、先客さんは私と同じ一人焼肉派さんがおられました。
私は一番奥の４人掛けのテーブルに案内されました。

食べログにテーブル席２７人となっているのがナゾでしたが、今回やっと理解できました。
一番奥のテーブル左側は７人の設定なのでありました。
（４席×５卓＋７席×１席は２７席です）


道路側というか、レジの対面に掘りコタツ席が２卓（１１席）あります。
２卓で同じグループだと良いのですが、別グループだと仕切りが全くないので、場合によってはちょっとつらいかもしれません。

写真で分かるように入り口の左手は壁で仕切られ別店舗になっています。
以前は、小上がりの席があり、その前のフロアーを小さな子供が走り回るのが放置され、物議を醸し出していた事が懐かしいです？

さて注文は、いつものように、ハラミ、ミノ、センマイです。
冷酒、チェイサーの生ビール、箸やすめのカクテキ。
卓上にはおろしニンニクとコチジャンが置かれています（ここノビー的には重要）。


ハラミ、レアぎみでいただくと、旨いめっちゃジューシーです。
赤身の旨みを感じられるお肉（といっても横隔膜の背中側だけど）は久しぶりです。
センマイもミノもさっと炙っただけでいただくと、とても柔らかくてジュースがあります。

時計を見ると焼くのに時間がかかってないので、当然時間が経っていません。
その割にはパクパク食べているので、お腹が徐々に張ってきました。
ＴＶドラマ「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎なら「凄いことになってきた」とかつぶやくシーンです。

ややあって、ちょっと迷った末、テッチャンを追加注文。
ホールスタッフさんに「あの～・・・すいません!」と声をかける気分は正に井之頭五郎ですわな。
こちらのは「上テッチャン　９００円」は大腸で脂が取り除かれています。
「コブチャン　７５０円」が小腸で脂がそのままなのだそうです。

焼いているテッチャンの写真、右側が裏面ですが丁寧に脂が取り除かれています。
テッチャン自体の旨みがあり、これも柔らかくジューシーです。
さすがに冷麺までは辿り着きませんでしたが、生ビールも追加して私としてはよく食べて良く飲んだほうでしょう。
あがりもちゃんと出していただきました。

ここは、たま行きたいお店ですね。
次はロース、ナムル、冷麺などを食べてみたいです。

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１５年１２月　　何度目かの再訪問
一人で来た時には頼めない、ロース、ナムル、冷麺等を頂きました。
それに、チジミや玉子スープも。
実は連れ合いが肉をほぼ食べない人なので、焼肉屋さんに来てもお肉以外のものを頼みます。
ここは、ナムルの盛り合わせやチジミが美味しくて、ビールのあてにも良く合います。

何回かリピートして感じ始めたのは、お肉、ホルモンの下味がけっこう塩辛いような気がします。
タレにつけなくても焼いてそのまま口に入れても充分に味がついていると言う感じです。
このあたりは、好みの問題、個人の感覚の問題なのかもしれません。

お酒のあて、ご飯のおかずとして少量食べるなら、多少濃い味付けでも良いのですが、やはりあれこれ食べたいですもんね。
とりあえず、焼きセンマイが食べたくなったら、やっぱりここに来るかな？という感じであります。