正統派の構成のお寿司(インボイス対応済み、なお、値上げの波は来ています。) : 鮨 さかい

西中洲にある「鮨 さかい」さんを訪問。
ミシュラン三つ星も獲得されている日本を代表するお寿司屋さんになります。

今回、初めて夜に訪問させてもらうことになりました。
色々と長い道のりでしたが、お初になります。

ここのお店は、大将が当たり前ですが、しっかりされていて、良いお店特有の哲学を感じます。
お客様に喜んでもらおうとする姿勢も強く、こう言うお店からは学ぶことが多いですね。

今日も大将の真面目さが出たような構成になっていて、どれも美味しく頂きました。

ここは王道な感じとスタッフさんの皆様の感じが良いのが素晴らしいと思います。
野村監督の好きな言葉ではないですが、「人を残すが一流」を地でいくようなお店ですね。
この教育をしっかりして、人を育ててます、という感じを受けるのが、このお店の好きな所です。

ツマミは、トラフグがとても美味しかったです。
お鮨もどれも美味しく頂戴しました。

お支払いは、クレジットカードで済ませました。
領収書は、インボイス対応済みです。
なお、致し方ない面はあるにしても、値上げはかなり来ています。今までも、値段は相応ではありましたが、このレベルまで来ると、流石に、やや全体の満足度は低くなる気がします。

大変美味しかったです。
また来ます。ご馳走様でした。

西中洲にある「鮨 さかい」さんを再訪。
三度目の訪問になりますね。

相変わらず、落ち着いた大将は、明るくて爽やかな安定感があります。

つまみは、お寿司屋さんの正統派のおつまみで、どれも安定感のあるお味です。

カツオの刺身と太刀魚の塩焼きが印象に残りました。
だんだんと暑い季節の到来を感じますね！

握りも、シャリを鮪に標準を当てつつ、どれも美味しいネタを提供して頂けます。
今回は、大トロが美味しかったですね。
筋を活かした脂感のある大トロは、シャリとの相性が抜群。
融点も低く、口の中でトロける感じです。

ウニも大きく、甘みがあり、満足感のある一貫でした。
アジは、口の中で弾ける感じが素晴らしかったです。

まさに正統派の江戸前寿司ですね。

ここはチームとしての安定感が良いですね。
ソムリエさんも含め、チームとして、もてなそうと言う意識が伝わります。
凛とした中にも、静かな時間が流れていて、大変良い空間演出がなされていると思いました。

大変美味しかったです。
また来ます。ご馳走様でした。

福岡市の西中州にある「鮨 さかい」さんを再訪。
二度目の訪問です。

相変わらず、店内に入ると落ち着いた空間が広がっています。
大将の美意識なんでしょうか、大人の空間というのでしょうか？
天井高や広さも含めて贅沢な造りをしています。

ここは、修行店の良い伝統を引き継いでおられ、お客様への対応がスタッフも含めて素晴らしいです。

ソムリエさんも含め、皆様、距離感を上手く保ちながら、心地よい空間を演出しています。

相変わらず素敵な大将。
挨拶から始まり、本日も素敵なコースが始まります。

王道のコースが始まりますが、やはり、さかいさんと言えば、鮪の握りでしょうか？

大将自身が、「ここに標準を当てています」というだけあり、この握りは究極の一貫ですね。
赤身、中トロ、大トロと進んでいきますが、酢と塩味の効いたシャリとの一体感は素晴らしいです。
口の中で脂が溶けるというのは、こういう感じでしょうか？

個人的には酢とか塩分の強いシャリは好みではないのですが、ここのシャリはネタとの一体感が素晴らしく、唯一、この種のシャリのお店として、心の底から美味しいと思えるお店です。

大将のご説明によれば、九州と本州の水の違いにもあるとのことで、
あと、今回訪問させて頂き、気がついたのですが、室内の温度も含め、大将が温度管理に神経を使っておられることも分かりました。

お話しも丁寧で、お客様に楽しんでもらおうとする姿勢は、本当に伝わって来ました。
やはり素晴らしいお店ですね。

大変美味しかったです。
またお伺いします。ご馳走様でした。

福岡市にある「鮨　さかい」さんを訪問。
言わずと知れた有名店です。

奥まったビルの2階にお店があります。
履き物を脱いで、通されると大きな明るいL字のカウンター。

お席に着いて、しばし待つと、まずはお酒のご説明。
雰囲気のあるソムリエさんからご説明を受け、ペアリングのショートコース(13000円)を選択。

ダンディな雰囲気のある大将が現れ、ご挨拶とご説明。
ご説明では、①写真の際の注意点(お客様が映らないように)、②喫煙は終わりまでご遠慮頂きたい旨の説明。
いずれも了解。

そしてコースが始まります。以下順番に。

ーつまみー
□ タラの白子
　クリーミーな風味。
□ 根室の生イクラ
　グニャっとした食感。
□ 毛蟹　ジュレ
　柔らかいジュレ。
□ タコ　アワビ
　アワビがとても美味しい。温度が適温。
□ 唐津の真鯛　石狩ガイ
　真鯛コリコリしている
□ 愛媛の赤ウニと牡丹エビ
　エビとウニが良い感じで醤油漬け。
□ 茶碗蒸し　ホタテと松茸
　ホタテと銀杏の茶碗蒸し。
□ 網走の金目鯛
　金目鯛は、麦の味噌的なのと和えて。
□ あん肝と奈良漬
　凄くクリーミー。

ー握りー
□ 松川ガレイの握り
　白身感がある握り。
□ さわらの漬けの握り
　角度といい最良。絶品。
□ コハダの握り
　酢がきつすぎず、美味しい。
□ マグロの漬けの握り
　赤み感も含め、とても美味しい
□ 小トロの握り
　油感含めてバランスが良い。
□ 大トロの握り
　筋と脂が美味しい。
□ 車海老エビの握り
　アツアツで迫力のある握り。　
　大将のご説明によると、ご自身の酢飯に合わせて、あえてこのスタイルとのこと。
□ アジの握り
　風味がしっかり。
□ 中オチの握り
　脂感を感じる握り。
□ ノドグロの炙りの握り
　半生ぽい炙り感で、とても美味しい。
□ バフンウニの握り
　甘みが絶妙。量も多め。海苔が強めで美味しい。
□ アナゴの握り
　ふわふわで山椒が少し効いている。

□ 芝エビと大和芋の卵焼き
□ かんぴょう巻き

ーお椀ー
□ ノドグロとボタンエビの頭のお味噌汁

まず、おつまみがとてもバリエーションに富んでいて、かつ美味しいです。
お世辞抜きに美味しいと思います。
いずれもシンプルながら、上品で素材の味を活かす構成になっています。
温度の管理も適当で、とても美味しいです。

次に握りですが、シャリが程よく美味しいです。
酢がきつすぎず、程よく風味があり、口の中で解けます。
握りはどれもこれも美味しかったです。

ペアリングコースについても、一つ一つ丁寧にご説明頂き、どれも味わいがあります。特に、菊花なんかは美味しかったです。

華のある大将ですが、接客もとても丁寧で、気取った所がありません。お客様を楽しんでもらう、ということも含め、とても良いお店かと思います(この辺は「海味」出身だからなのかもしれないですね。)。

正に、後ろにある「感謝」気持ちを大事にした文字通りのお店と感じました。

最後は大将のお見送りを受けて退店します。

大変満足しました。
是非来れるならまた伺いたいですね。
美味しかったです。
丁寧な接客も心地良かったです。
ご馳走様でした。